
オーストラリアは時給が高くて有名です。この記事を書いている今現在の最低賃金が、$24.95。日本円でだいたい2400円くらいなんです。凄いですよね!
治安も天気も悪くないですし、オーストラリアのワーキングホリデーは人気のようで、毎年たくさん日本からも渡豪する人がいます。
ですが、稼げるから、という理由でオーストラリアを選んだ場合、これは注意が必要かもしれません。
なぜかと言うと、時給が高いのは事実ですが、生活費も高いです。特に部屋代。物価が全般に高いですが、娯楽や食費のように節約出来る費用ではなく、住む場所がまず高いです。
ワーキングホリデーだと、最初から時給の高い仕事が用意されているわけではなく、仕事がない間はひたすらお金が生活費に消えていきます。
目的が英語の習得だったり、オーストラリアならではの経験だったりすれば、思うように稼げなくても苦にならないかもしれませんが、時給が良い=ワーキングホリデーしながら稼げると思ってしまうと現実的には大変です。
シドニーやメルボルンなど人気の都市では、英語に問題がなく、さらに何か強みを持っていないと、なかなか仕事が見つかりません。日本人のワーキングホリデーで見つけやすい仕事は日本食レストランですが、残念ながら最低賃金以下で働かせているお店が多いです。
実は私が結婚生活を送ったのもオーストラリア(シドニー)でして、永住権を持っていても、思うように仕事が見つかりませんでした。
例外的に、英語が話せなくても時給がきちんと貰える仕事というと、思いつくのは農業でしょうか。他にも肉体労働で英語力の必要のない仕事はあるみたいですが、見つけやすいのはやはり農業関連かと思います。
農業関連の仕事はhurvest jobと言いますが、一番見つけやすい方法は、農業の盛んな地域を調べて、収穫の時期を狙ってその地域にあるバックパッカーホステルに宿泊することかと思います。そこのホステルが農家に人を斡旋してるので、需要があれば働けます。悪徳な農家にでも派遣されない限り、最低賃金は出ると思って良いと思います。
ですが、天候によっては休みが多かったり、同じように仕事を探してやってきたワーキングホリデーの人が多すぎて仕事にありつけなかったりする事も。
それから、農業が出来る地域はかなりの田舎です。娯楽もほとんどなく、数ヶ月も居れば退屈で限界が来ます。
まとめとしては、
オーストラリアのワーキングホリデーは稼げるどころか、高い物価に制圧される可能性の方がとても高い。
という事でしょうか。
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